■管理人レビュー
いわずと知れた国民的RPG「ドラゴンクエスト」の世界観、設定を元にした漫画です。
ドラゴンクエストをモチーフにした漫画は数あれど個人的には一番好きですね。
勿論 他にも面白い作品は沢山あるんですけど。
ちなみに僕はドラクエのナンバーシリーズは全部やってますが、
こうゆう人気シリーズをモチーフにした作品によくある感じの、
違和感とゆうか嫌悪感とゆうか、そういった印象は無かったです。
むしろドラゴンクエストの世界観を壊さずに、なおかつ漫画(紙媒体)である
メリットを上手く利用してゲームのユーザーも楽しめる内容だと思います。
これ程の人気作品(ドラゴンクエスト)をモチーフにするには、
きっと並々ならぬプレッシャーがあったと思います。
なにせ週刊少年ジャンプでドラクエの漫画を連載するならば、
主人公達がどんなピンチに陥ろうとも最終的には大魔王を倒さなければならない訳です。
つまり打ち切りにでもならない限り、第一話からもう結末が定められている
といっても過言ではないんですね。(かなり極端な話ですけどw)
こうゆう結末のわかっている話を世界観を壊さずなおかつ面白く表現するとゆうのは
かなりハードルが高かったんじゃないでしょうか。
中でも秀逸だったのが最終局面である36巻と37巻ですね。
36巻で影の主人公とも言えるポップの活躍には胸が熱くなりました。
物語の序盤には仲間をおいて逃げ出していた彼がここまで成長するとはね。(笑)
そして最終37巻、基本的に僕は好きな作品の最終回は「もう続きが読めなくなる!」
といった意味合いでそのできに関わらずあまり好きじゃないんですけど、
「DRAGON QUEST−ダイの大冒険−」の最終回はよかったです。
確かに完全なハッピーエンドとは言えないかもしれないけど、
何ともいえない読後感で「最終回」に関してのみ言えば、
今まで読んだ全漫画作品の中でも、1、2を争うほど気に入ってます。
普通40冊近い長期連載の作品ともなると不用意な引き伸ばしとかで(特にジャンプ 笑)
最後までテンションを保てないなんてことになりがちですが
ダイの大冒険は最初から最後まで楽しめる作品でした。
まぁしいて言えば劇中では3ヶ月余りしかたっていないとゆうのが、
「おいおいたった3ヶ月で大魔王倒したのかよ!」と思わず突っ込んでしまいましたけどね。(笑)
〜外部リンク〜
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DRAGON QUEST -ダイの大冒険-(Wikipedia)
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